先日のバイキング・ひるたつのコーナーは、
「脳のサビつき防止で認知症を徹底予防」
でした。
最近油には気を付けるようになり、いわゆる「サラダ油」というたぐいのオイルを一切買わなくなったわたくし。
ドレッシングなどの生食用は、「えごま油」か「アマニ油」と決めていたわけですが、今日の放送は、
なぜ「えごま油」が、身体に、特に脳の健康に良いのか?
ということを再確認できる内容でした。
教えてくださったのは、食用油を研究して30年!という、オイル博士の慶応大学医学部教授・井上浩義先生です。
今回は、えごま油がなぜ脳を活性化し認知症を予防するのか、その効果的な食べ方をご紹介します。
この記事の目次
認知症は18歳から進行が始まる?!
ガビーン!( ゚Д゚)
まじか・・・って感じですが、先生いわく、脳の成長のピークは18歳なんだそうです。
成長がMAXまで到達してしまえば、あとは衰えるのみ。
脳細胞はどんどん死滅し、その結果脳は小さくなり、認知症につながっていくんだと。。
そりゃあそうなんですけど、まさか成人も迎えていないような歳から老化が始まっているとはビックリですわ・・・。
45歳の私の脳なんてもうカスカスなのね。。。そりゃ物忘れもひどくなるわけだ。
脳細胞の活性化の決め手は、α-リノレン酸(オメガ3)が入った油
18歳以降はもう衰退の一途をたどるしかない脳細胞ちゃんなわけですが、その脳細胞の老化を食い止め、活性化させるのがα-リノレン酸(オメガ3)なのです。
ここまでは、まあ漠然と知っていた内容。今時は、α-リノレン酸(オメガ3)についていろんなテレビ番組や雑誌で特集もしていますしね。
α-リノレン酸(オメガ3)は、体内でDHA・EPAに変化し、血流を良くし弱った脳の神経細胞を刺激し死滅を防ぐのです。
DHA・EPAといえば、青魚に豊富に含まれることで一世を風靡した成分です。
α-リノレン酸(オメガ3)を含む油はえごま油以外にもいろいろあるのですが、えごま油の何が優れているかというと・・・、
α-リノレン酸(オメガ3)の含有率がダントツ!!
ということです。
[α-リノレン酸含有率]
ごま油・・・0.3%
オリーブオイル・・・0.6%
なたね油・・・7.3%
えごま油・・・60%越え!!! ( ;∀;)
この驚異的な含有率ゆえ、魚なら2匹くらい食べなければ満たせないα-リノレン酸の必要摂取量を、えごま油なら一日小さじ1杯5g程度の摂取で満たすことができるというわけなのです。
えごま油の健康効果を高める食べ方
「朝」食べる
脳の老化は、人の活動が活発な昼間に進むらしいんです。
逆に夜は、老化がおだやかになる時間帯。
ということで、老化を進めないために、朝のうちに摂取するのが効果的とのこと。
一日の摂取量は「小さじ杯 5g」
小さじ1杯(5g)の摂取で、一日に必要な量のα-リノレン酸(オメガ3)が充分に摂れるそうです。
他の食品で摂取するよりも手軽で効率的♪
たんぱく質と一緒に摂る
脳の構成成分のほとんどが油分とたんぱく質のため(血液を除いた質量)、脳の活性化に必要な油分とたんぱく質を同時に摂取するのがとても効率的だそう。
特に、良質なたんぱく質を多く含むたまごが最もお勧めなのです。
加熱はダメ!ゼッタイ!
えごま油は加熱に弱く、100度を越えると過酸化脂質という毒ができてしまうため、身体にとても悪い物質に変わります。
そのため、生で食べるドレッシングや、炒め物なら仕上げに上からかけるのがおススメ。
たんぱく質と一緒に、しかも生の状態で食べれる最強の調理法が
「たまごかけごはん」(*^-^*)
美味しくて脳にも良いなんて言うことないっす(*´ω`*)
明日のランチはたまごかけごはんに決まり♡