年下男性と付き合っているアラフォーを超えた女性なら、子ども問題はおそらく誰もが持つ悩みなのではないでしょうか。この先結婚を考えているなら、より深刻ですよね。
現在16歳年下の彼氏と同棲しているアラフィフの私。その前に付き合っていた彼は12歳年下でしたが、その彼とお別れした理由の一つが子どもの問題でした。
その人により、また状況によって、どうするべきかは全く違います。また、その判断が正しいかどうかも、後になってみないとわからないんですよね。
だからこそ、後悔しない判断をするための考え方が重要。
今回は、44歳のときに一回り年下の彼氏との別れを選んだ私が、その時どう考えて結論を出したのかを書いてみたいと思います。
この記事の目次
まずは自分がどうしたいかを整理した
そもそも、「彼の子どもを産めない」という理由で別れを考える女性って、とても優しい人なんですよね。相手のためを思うからこそ、そういう発想になると思うんです。
でもその理由には、「自分がどうしたいか」が入っていないんです。それに気づいた私は、まず自分の気持ちを整理しました。
- 彼との子どもはもちろん自分も欲しい。しかし養子を迎えたいという希望は無い。
- 子どものいない夫婦生活を彼が受け入れてくれた上で、一緒に過ごしていきたい。
これが私の希望でした。
どうしたいかは人それぞれですが、自分の希望を明確にイメージしておくべきです。そうしないと考えがループしてしまって、ずっと悩み続けてしまいますから・・・。
「産めない」ということを自分自身が受け入れた
年齢が理由で子どもが産めないというのは、正直、個人差もあると思います。
生理が来て排卵がある女性ならば、理論上だけでいえば子どもを産めるわけです。
でもそんな簡単なものじゃないですよね。
かつて結婚していた頃の私は子どもが欲しい人だったんです。そのために努力もしましたが、結局願いはかなわず、その後夫婦関係が悪くなり離婚した過去があります。
元彼とお別れを考えたときの私は44歳でしたので、まだ産めるよ!と言ってくれる人もいたかもしれません。
でも私はこの時点で、もう子どもは産めないだろうという事実を受け入れて、自分の中で区切りをつけました。
子どもが持てない可能性の方が高いので、それを前提に将来を考えるほうが、結婚後や老後のことを具体的にイメージできると思ったからです。
そのうえで、私は子どもが産めないということを彼にしっかり伝えました。
彼は子どもが欲しいのか、きちんと確かめた
ここが一番重要なポイントですが、やはり彼が子どもを欲しいと思っているのかをしっかり話し合う必要があります。
子どもは絶対に欲しいという人なのか、嫌いじゃないけどそこまで執着はないという人なのか。あるいは、子どもがもともと好きではないからいらないという人もいますよね。
これはもう価値観としかいえないので人それぞれです。なかには、2人の間に子どもができなければ、養子をとればいいという男性もいるかもしれません。
私の元彼からは、「自分の子どもは絶対欲しい!」と言われました・・・。
そういわれたら、私にはどうしようもないですよね。。
ちなみに現在同棲している16歳年下の彼氏は、私の状況を分かったうえで、この先もずっと一緒にいたいと言ってくれています。子どもが産めないということが問題にならない男性も、世の中には絶対にいます!
彼の家庭環境は重要なポイント
2人の気持ちが一番大事なのはもちろんですが、彼の家庭環境もすごく重要でした。
特に重要だったのはこの3つです。
両親(特に母親)との関係性
両親を大切にするのはとても大事なことです。
・・・なんですが、両親、特に母親が息子への期待が大きい家庭だと、そこを乗り越えるのはかなり困難な障害だと思います。
元彼の場合、母親がとても息子への依存が大きいタイプの人でした。
おそらく、彼が年下の女性と結婚したとしても、お嫁さんは苦労しそうな感じだったので、もし一回り年上で孫も期待できない私が彼と結婚したらどうなるかと考えると、恐怖しかなかったんです。。
彼の兄弟姉妹に子どもがいるか
彼の兄弟や姉妹が結婚していて、さらに子どもがいるなら、彼の両親にはすでに孫がいるわけです。
もし強硬突破で彼と結婚したとして、自分たちに子どもがいなくても他に孫がいれば、自分が感じる申し訳なさもかなり減ると思うんです。彼の両親の期待も分散されるでしょう。
しかし残念ながら、元彼には妹がいましたが、その妹はまだ独身でした・・・。
長男かどうか
これは家庭の事情とか、都会か田舎かにもよるかもしれませんので、人それぞれの問題ですが・・・。
元彼の家庭の場合は、「長男」であるというのも大きな問題でした。
両親が古い考えを持っている場合、どうしても「長男=跡継ぎ」という図式になります。
長男の嫁が一回り年上で子どもが産めないという状況だと、彼の両親からの圧力で嫁が苦労することは間違いないと思いました。
それでも自分が強くいられればいいのかもしれないけれど、私には全く自信が持てなかったんです。
状況をしっかり把握して、納得できる判断を
彼のことは大好きでずっと一緒にいたいけど、自分の年齢ではもう子どもが産めないと思ったとき、別れるべきか判断するのは本当に辛いし難しいことです。
それでも、少しでも自分が納得できる判断材料を具体的に挙げることで、別れた後の後悔や悲しみもずいぶん楽になった気がします。
私が一回り年下の彼とのお別れを決めたのは、以下の理由でした。
- 彼は子どもが欲しいが私は産めない。でも養子の選択肢は私には無かった。
- 彼の両親からの孫プレッシャーに、私自身が耐える自信がない。また、彼の養護も期待できない。
今となっては冷静に見れるけど、当時はこの現実が辛くて仕方なかったです(:_;)
でもどんな結論を出したとしても、それが正しかったと信じて前を向くことが、幸せになる一番の近道です!その証拠に、今私は幸せに生きてますよ!(^^)